可愛らしくて甘えん坊♡マルチーズの歴史と性格・飼い方しつけ方を紹介
マルチーズの歴史を解説！
マルチーズの歴史が始まったのは、紀元前１５００年頃に地中海で愛玩動物として育てられた種が元になっています。時が経ち、１７世紀のはじめにイギリスに持ち込まれ、愛玩犬としてヴィクトリア女王や王室貴族らに愛されるようになります。当時は破格の値段で取引されていましたが、小さくて飼いやすいところや、温厚で落ち着きのある性格から庶民の間で流行るようになると、徐々に価格が落ち着き、現在では大人気の犬種となりました。
マルチーズの原産国など、基本情報は？
原産国
一般的な体重
2.5～4kg
一般的な体高
体高20～25cm
価格相場
20万円前後
気になる！マルチーズの名前の由来は？
マルチーズは、独特の白く長い毛があり比較的おとなしく、品があり運動が少なくてもよいことから飼いやすい犬として人気があります。マルチーズの名前の由来は諸説あり、マルタ島に由来しているということや、セム語族で避難所や港を意味する言葉からきているという説が有力です。中にはシチリア町の現存していない、という意味を持つMelitaという言葉が由来としている説もあるので、どれがもとであるかははっきりしていないのが現状です。
マルチーズの性格・特徴
マルチーズの特徴として純白の毛と表情豊かな目鼻立ちが挙げられます。気品に満ちた純白な毛から受ける雰囲気とは違い、大胆な性格を持ち合わせています。時には自分より大きい犬に向かっていく事もあるそうです。元々紀元前から生活をおくっていた程歴史のある犬であり、愛玩犬として可愛がられていた為に人なつこい所もありますが、大人しく静かな性格という訳でなくて警戒心が強い所があります。また好奇心旺盛で散歩中に草むらに入ってしまう事あるそうです。
マルチーズのオスとメスの違いは？
マルチーズの雄の特徴は遊び好きで活発、愛嬌があって甘えん坊です。平均的な大きさは体高さ21～25㎝と、雌よりもわずかに大きいです。異性にアピールするために毛艶が良く、華やかな見た目をしています。雌の特徴は子供の頃は活発で、年を重ねるにつれて落ち着いていきます。マイペースで大きさは体高さ20～23㎝です。年2回の生理があり、生理期間中は性格が情緒不安定になりますが、避妊手術をすることで解決できます。
マルチーズの飼い方としつけ方
可愛らしく上品な印象で人気のあるマルチーズですが、飼い方やしつけ方にはいくつかのポイントがあります。落ち着いていて利口な性格の犬ですが、神経質な面もあるので子犬の頃のしつけが大切になってくるのです。まず神経質な犬は無駄吠えが多いので、人などに吠えた場合はすぐに止めてください。飼い主には従順な犬ですが、甘やかすとわがままな犬にもなりかねません。スキンシップが大好きなので毎日こまめに抱っこなどをして信頼関係を築くと、良い関係を作りやすくなります。
おすすめのグッズ
マルチーズは白くてきれいな毛並みが特徴の犬です。かわいらしさのポイントは毛並みにあるともいえます。そんなマルチーズにはブラシを使って毛をとかしてあげるのがスキンシップとしても犬の魅力の維持の手段としてもおすすめです。ブラシやくしなどの整髪グッズをそろえておくと便利だといえます。抜け毛で部屋が汚れることもありますが、入念に毛をとかしてあげると抜け毛を防ぐ効果も期待できます。いろいろなカラーの商品をそろえるのも楽しいですね。
お風呂のペース
マルチーズは小さな犬ではありますが、お風呂は必要です。少しぬるいぐらいのお湯が適しており、ごしごし洗うのではなく泡を利用して背中やおしり、お腹や手足ついで顔の順でそっと洗っていきます。すすぐ時は逆に顔から行いますが、お湯やシャワーを嫌がるようであればタオルなどを利用して洗い流します。お風呂が怖いと思ってしまうと入るのを嫌がってしまうので、無理強いはしないようにしましょう。ペースとしては週1回となりますが、シャンプーは10日に1回で大丈夫です。
マルチーズの毛色やミックス犬・似てる犬種など
マルチーズの毛色はどんな種類があるの？
可愛らしい風貌が人気のマルチーズは、一般的に白い毛色のイメージが強いです。基本的にスタンダードマルチーズの毛色は純白とされています。しかし個体差があるため、犬によっては白以外のクリーム色やベージュが入ることもあります。耳・顔・体など、部分的に混じっていることがありますが、スタンダードマルチーズは白以外の毛色は認められていないのです。普通に飼う分には何の問題もないので、その子の個性として見てあげましょう。
マルチーズのミックス犬にはどのような種類があるの？
- マルヨーキー（ヨークシャーテリア）
- マルプー（プードル）
- マルキャバ（キャバリア）
- マルフリーゼ（ビションフリーゼ）
- マルチワワ（チワワ）
- マルシーズー（シーズー）
- マルポメ（ポメラニアン）
- マルックス（ミニチュアダックスフンド）
- マルパピ（パピヨン）
- シュナマル（ミニチュアシュナウザー）
マルチーズに似た犬種はこちら！
- ボロニーズ
- ハバニーズ
マルチーズを飼っている芸能人・著名人
安倍なつみ、パリスヒルトン、相川七瀬、浜崎あゆみ、矢部美穂、吉田美和、矢口真里、風見しんご、坂上忍、吉田栄作、魔裟斗、三宅健、玉袋金太郎、大月みやこ、小池百合子、宮迫博之、瀬川瑛子、相葉雅紀、木本武弘
マルチーズにおすすめのエサを紹介
マルチーズは小さめの犬で従順なことから飼いやすい犬として知られています。マルチーズのエサはカロリーが高いものがおすすめとなりますが、これはもともとの体重が0.7kgから1.2kg程度しかないためです。特に生後4か月まではエサを欲しがるだけ上げるのが大切になりますので、食事制限はしないように気を付けましょう。生後8か月を過ぎると成犬となるので、成犬用のドッグフードを与えます。1日2回を目安とし、おやつは与えすぎないように注意します。
マルチーズの1ヶ月の平均エサ代は？
3000円～5000円
マルチーズのかかりやすい病気は？
膝蓋骨脱臼、流涙症、外耳炎、老齢性白内障、眼瞼内反症、犬ふるえ病、皮膚疾患、関節疾患、心臓疾患
治療の平均価格
真っ白で美しい毛並みが特徴のマルチーズが引き起こしやすい病気の一つとして外耳炎があげられます。これはマルチーズの特徴であるたれ耳、毛が長いということで耳の中が群れやすく、最近が繁殖しやすい環境であることが原因です。強いかゆみからかきむしってひどくなったり、べたついた耳垢が出る、腐敗臭のような臭いがするなどがあります。飼い主は常に愛犬の様子を見る必要がありますが、様子がおかしいことがあれば早めに動物病院に連れていくことが必要です。検査ののちに耳洗浄を行いますが、これを何日かおきに数回繰り返します。治療価格としては3000円くらいが多いです。
よく使う薬・サプリメント
マルチーズは年を取ると僧帽弁閉鎖不全症という心不全を引き起こす症状にかかりやすいと言われています。こうした場合には心臓の動きを補助する薬や、肺水腫などにならないような薬も必要です。また、アガリクスというキノコが用いられたサプリも、血液循環を改善し、マルチーズがかかりやすい心臓の病気などに効果があります。他にもマルチーズは流涙症という常に涙が止まらない状態になる病気にも注意が必要です。目の周りを常に清潔に保ってあげたり、目の周りにも使える薬などで炎症を治してあげましょう。
マルチーズの平均寿命
13年前後
マルチーズのまとめ(*´ω｀*)
マルチーズは明るく温厚な性格で、飼い主に対する愛情の深さもトップクラスです。おまけに非常に従順なので室内犬として飼いやすいため、しつけを疎かにしなければ賢い犬に成長します。抱っこを要求したり等甘えん坊な一面が強い事を考慮すれば、なるべくマルチーズと一緒にいる時間を作れる方におすすめです。ついでに言えば犬アレルギーの原因であるタンパク質の放出が少ないため、アレルギーや喘息を抱えている人にも向いています。
