好奇心旺盛!ミニチュア・ピンシャーの歴史や上手なしつけ方など紹介

ミニチュア・ピンシャーの歴史を解説!

ミニチュア・ピンシャーの歴史は、古くから欧州で害獣駆除のために飼育されていたジャーマンピンシャーに、その他の犬種が掛け合わされて生まれました。1900年にドイツのドッグショーで紹介され、その後米国でピンシャーと呼ばれるようになりました。現在のような名前が付けられたのは、1972年頃だと言うことです。しかしドイツ国内では、レー・ピンシャーと呼ばれ親しまれていますが、これは小型の鹿に似ているからだそうです。

 

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ミニチュア・ピンシャーの原産国など、基本情報は?

原産国

ドイツ

一般的な体重

4~5㎏

一般的な体高

体高25~32cm

価格相場

20万円前後

 

♡気になる!ミニチュア・ピンシャーの名前の由来は?

ミニチュア・ピンシャーという犬種の名前の由来は、ドイツ語のピンシャーから来ているようですが、これは「テリア」という意味です。ですから、小さいテリアという意味だということになります。ミニチュア・ピンシャーは愛玩犬の一種ですが、身体も丈夫で気性も荒いので沢山運動させてあげた方が良いでしょう。元々は小型のテリア犬をドイツで品種改良してさらに小型化したため、ミニチュア・ピンシャーという名前が付けられました。

 

ミニチュア・ピンシャーの性格・特徴

ミニチュア・ピンシャーは元々はテリアですので、テリア同様に性格は勇猛で活発な犬ということで知られています。小型犬ではありますがとても活発で気性が荒いため、愛玩用としてだけでなく番犬としても適しているという特徴があります。特に家の中のネズミをつかまえるのが上手なので、害獣駆除に関して役立ちます。自分より大きな生き物にも立ち向かっていく程の気の強さはあっても、家族に対しては大変忠実ですので、とても飼いやすい犬であるとも言えるでしょう。

 

ミニチュア・ピンシャーのオスとメスの違いは?

ミニチュア・ピンシャーは基本的に勇猛で活発な性格の犬種ですので、雄はさらにその傾向が強くて攻撃的です。雌の場合は雄に比べればいくらか大人しいので、飼いやすいという意見が多いようです。しかし、それもどういった目的で犬を飼うのかによってもメリットやデメリットは異なりますし、その個体の性格というものも影響します。ネズミなどを駆除する場合などには雄の方が向いているでしょうし、愛玩犬として誰とでも仲良くさせたいのであれば、雌が適しているかもしれません。

 

ミニチュア・ピンシャーの飼い方としつけ方

チワワは愛くるしい顔と小ささで多くの人を魅了します。見た目とは裏腹に気の強い部分も多くあります。それは小さいからこそ、防衛意識が強いといえるからです。ですから飼い方としては最初の時点で安心感を与えること、その家は安全であるということを認識させることです。そしてしつけ方としてはただかわいがるだけでなく、飼い主が上であるということを意識させます。悪いことをしたときには低い声で注意する、可愛がるときは高い声で接するなどすることでいいこと悪いことを判断し、飼い主に従順になるのです。

 

おすすめのグッズ

ミニチュア・ピンシャーを迎えるに当たって必ず必要なグッズとして、ドッグフードが必要です。ミニチュア・ピンシャーは小柄ですが、活発で活動的なため関節疾患などを防ぐため、グルコサミンやカルシウムなどを含んだフードが良いです。ミニチュア・ピンシャー専用のものもありますので、それを選ぶのも良いでしょう。また、飛び越えてしまわないよう高めのサークルも必要です。安心出来るお家を作ってあげましょう。ケア用品にはブラシとシャンプーリンスがあると良いです。

 

お風呂のペース

毛が短いミニチュア・ピンシャーなどの小型犬は、あまりお風呂でシャンプーをすると皮膚を傷めてしまうことがあります。そのため、お風呂でシャンプーを行うペースは月に1度位が良いでしょう。シャンプーをして、犬の身体を清潔にしてあげることは大切なことですが、犬の年齢や種類などに合ったシャンプーをしてあげることが必要です。シャンプーの頻度が多い犬種もありますので、犬を飼う際にどれくらいのペースでお風呂が必要なのか把握しておくようにしましょう。

 

ミニチュア・ピンシャーの毛色やミックス犬・似てる犬種など

 

ミニチュア・ピンシャーの毛色はどんな種類があるの?

スリムで身軽な印象のミニチュア・ピンシャーは、ド―ベルマンに似た毛色を思い浮かべます。最も見かけるのは、黒と茶色のバイカラーのタイプで「ブラックタン」と呼ばれています。黒がベースで部分的に茶色が入っていて、個体により茶色の入り方も違ってくるのです。茶色を明るくした「レッド」は色の幅が広く、色合いによっていくつかの種類に分けられます。「チョコレートタン」は、チョコレート色と茶色の2色で、ブラックタンの黒い部分がチョコレート色になったタイプです。

 

ミニチュア・ピンシャーのミックス犬にはどのような種類があるの?

  • チワピン(チワワ)
  • ピンプー(トイプードル)

 

ミニチュア・ピンシャーに似た犬種はこちら!

 

ミニチュア・ピンシャーを飼っている芸能人・著名人

アジャ・コング森泉吉田秀彦小向美奈子山本モナ高岡早紀、大原かおり馬場典子パリスヒルトン

 

ミニチュア・ピンシャーにおすすめのエサを紹介

ミニチュア・ピンシャーは糖尿病の好発犬種と言われており、炭水化物は太りやすく脂肪になり易い食材ですので、穀物は糖尿病の原因になることがあります。そのため、エサとしておすすめは、穀物不使用のドッグフードが良いでしょう。また、ミニチュア・ピンシャーは、尿結石になりやすい犬種でもありますので、尿結石に配慮したドッグフード選びも大切です。外耳炎や皮膚病予防にも良いオメガ3脂肪酸が豊富に含まれているものも多く販売されていますので、それらも積極的に選ぶと良いでしょう。

 

ミニチュア・ピンシャーの1ヶ月の平均エサ代は?

3000円~5000円

 

ミニチュア・ピンシャーのかかりやすい病気は?

膝蓋骨脱臼・レッグペルテス病(子犬)・進行性網膜萎縮症・椎間板ヘルニア・外耳炎・歯周病

 

治療の平均価格

ミニチュア・ピンシャーがかかりやすい病気にはレッグ・ペルテス病や進行性網膜萎縮、膝蓋骨脱臼などがあります。レッグ・ペルテス病の治療価格は手術で5万円から30万円、通院だと1万円から10万円です。進行性網膜萎縮は定期的な通院や検査が必要になります。1回あたりの治療価格は5000円から1万円です。膝蓋骨脱臼は手術する場合だと15万円から30万円の費用がかかります。ミニチュア・ピンシャーの治療には高額な費用が必要になることがあるので、ペット保険に加入していると安心です。

 

よく使う薬・サプリメント

ミニチュア・ピンシャーは活発な性格で動き回るのが大好きなのですが、足が非常に細いので骨折しやすいのが特徴です。このために、関節組織を健康に維持するコンドロイチンやグルコサミンを配合したサプリをあげるのがおすすめです。

 

ミニチュア・ピンシャーの平均寿命

13年前後

 

ミニチュア・ピンシャーのまとめ(*´ω`*)

小さいながらもカッコよさが感じられる犬種のミニチュア・ピンシャーは、勇敢で活発な性格です。筋肉質の体故、運動することが大好きで活動的です。もとは害獣の駆除などで活躍していました。そんなミニチュア・ピンシャーは毎日のお散歩が必要で、時には思い切り走らせる環境も大事です。ですから、犬と一緒に外での活動を楽しめる方にお勧めです。そしてしつけをしっかりとしないと攻撃的になることもあるので、犬を育てる、しつけることをしっかりと行える方が相棒として共存できるといえます。