いつまでも愛される柴犬♡性格や飼い方・かかりやすい病気は?

♡柴犬の歴史を解説!

柴犬の歴史は長く、縄文時代には日本人とともに暮らしていたのではないかと推察されています。なぜなら縄文時代のお墓から人間の骨とともに柴犬も埋葬されているからです。世界の犬に柴犬と同じ動物は存在しないことから日本で掛け合わせて生み出された経緯があると考えられます。明治維新後に世界中の国から犬が輸入されるようになると混血が進み、絶滅の危機に瀕したこともありますが、昭和初期に日本犬保存運動が功を奏したこともあり、現在まで愛される犬として存在しています。

 

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♡柴犬の原産国など、基本情報は?

原産国

日本

一般的な体重

7~14kg

一般的な体高

体高35~41cm

価格相場

20万円前後

 

♡気になる!柴犬の名前の由来は?

「柴犬」という名前は中央高地で使われていたもので、名前の由来は諸説がありますが、次の3つが代表的なものです。1つめは、背の低い小さな雑木を指す言葉を表す「柴」からというもの、2つめは、柴藪を巧みに潜り抜けて猟を助けたり、獲物を運ぶなどして主人の手助けをしていたためという説があります。3つめは、赤褐色の毛の色が枯れ柴に似ていることからというものが代表的な3つの説になります。それから、信州にある柴村とする地域名前説も存在するようです。

 

♡柴犬の性格・特徴

柴犬の特徴は、くるっと巻かれた尻尾が印象的で小さな耳が立っている小型犬になるでしょう。性格は、飼い主さんに従順で忠実なところがあって賢く利口であることなどが高い人気の理由となっています。屋外でも室内でも飼いやすいもので、毎日運動をさせてあげることで部屋の中では落ち着いた状態になるといいます。素朴な表情を見せてくれるところや、尻尾がくるっと巻かれて愛らしさもありながら、飼い主さんには忠実で賢いのが柴犬です。

 

柴犬のオスとメスの違いは?

柴犬の雄と雌ではその性格が随分違います。その違いは、早い段階から現れ母イヌのおっぱいを飲んでいる地点でもその違いは誰が見てもわかるほど違いがあると言われています。一般的に雄と雌を比べると雄の方が競争心が旺盛な傾向にあります。つまりあまり人に対して友好的な性格を持っていないのです。一方で雌についてはおとなしい性格をしているのが一般的です。ただし人に対いて友好的でないのは柴犬全体に共通する特徴です。飼う際には洋犬とは大きく違うことを事前に理解しておきましょう。

 

♡柴犬の飼い方としつけ方

柴犬は日本原産の犬で昔から飼われていた犬種です。愛らしい外見や飼い主に従順であることなどから飼いやすい犬で常に人気を保っています。そしてその性格ゆえに飼い主以外にはなつきにくいという特徴もあります。そのため飼い方としては小さなころから外に連れ出して様々な刺激を受けることが大切です。いろいろな人との出会い、車の音や生活音などに慣れさせておくことで社会性が身に付きます。またしつけ方で気を付ける点は、体を触る機会を増やして警戒心をなくすことや集中力が保たれる時間内に様々なことを教え込むことが大切です。

 

おすすめのグッズ

柴犬におすすめのグッズとして、ゲージやリードやコームブラシなどのお手入れ用品などの一般的なもの他に、おもちゃなども挙げることが出来ます。柴犬は好奇心旺盛で体を動かすことが大好きな性質を持っているので、おもちゃで遊ぶことも大切な時間となります。そこで、走り回ることが出来るボールや、ロープや動物などの形のかじることが可能なおもちゃを用意しておくのがおすすめです。こうしたものを使って、運動よるストレス発散や噛み癖を和らげる効果も期待出来ます。

 

お風呂のペース

お風呂嫌いな柴犬の場合、飼い主様が「綺麗にしないと」と思って毎日のように入れようとしてしまうと、ますますお風呂に入ることが嫌いになってしまう可能性が高いので注意することが大切です。また、お風呂好きなわんちゃんでしたら、毎日シャワーに入っても大丈夫です。毎日の場合にはお湯やお水を掛けてあげるだけで良いでしょう。人間の皮膚よりも繊細ですので、シャンプーを行う際にはおおよそ10日に一度くらいのペースでOKと言われています。

 

♡柴犬の毛色やミックス犬・似てる犬種など

 

柴犬の毛色はどんな種類があるの?

柴犬の毛色は大きくわけて赤色、黒色、白色、胡麻色の4種です。赤色は全体の80%で体全体がきつねのような明るい茶色をしています。個体によって顔の頬の部分や目の回りお腹の内側等に裏白と呼ばれる白い部分があります。黒色は全体の10%位です。体が黒いので、顔の麻呂眉の斑点や裏白がより目立ち、色の珍しさと麻呂眉の愛らしさから人気です。黒色よりさらに少ないのが白色で、生れた時から体が真っ白で優しい印象です。成長すると薄茶に変わる個体もいます。胡麻色というのは、三色が混ざった毛色のことで、その混ざり方のバランスで赤胡麻、黒胡麻などとよびます。子犬時代には胡麻色であったのが成長して別の色になることもあります。

 

柴犬のミックス犬にはどのような種類があるの?

 

柴犬に似た犬種はこちら!

 

♡柴犬を飼っている芸能人・著名人

イチロー、杏、JUJU、柴田理恵高垣麗子二宮和也、光浦康子、いとうまいこ、大和田伸也紺野美沙子五月みどり橋田寿賀子、真鍋かおり、役所広司島崎和歌子島谷ひとみ坂下千里子林家ペー、神無月、井上晴美、金子貴俊、志村けん渡辺えり加藤綾子

 

♡柴犬におすすめのエサを紹介

柴犬で注意が必要な点は、皮膚病にかかりやすいという点です。そのためエサにこだわりたい部分は、健康は皮膚や毛髪の維持が期待できるのかどうかということです。必須脂肪酸、オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)とオメガ6脂肪酸(リノール酸)が含まれているエサが効果的です。また柴犬も人間と同様に糖尿病になることがあります。穀物不使用のドッグフードであれば、糖尿病になる心配も少なくなります。そして基礎代謝をあげるためにも高たんぱくな食事も良いでしょう。

 

柴犬の1ヶ月の平均エサ代は?

4000円~8000円

 

♡柴犬のかかりやすい病気は?

皮膚疾患、中心性進行性網膜萎縮、膝蓋骨脱臼、股関節形成不全

 

治療の平均価格

柴犬はアトピー性皮膚炎や白内障などの目の病気、膝蓋骨脱臼にかかりやすい犬種です。皮膚炎の治療価格は一度の費用なら2000円から5000円程度ですが、完治するまでの費用は10000円から50000円となります。白内障などの目の病気の治療には内服薬を投与するだけなら一度で3000円から5000円程度ですが、手術が必要な場合は入院費と合わせて10万から20万円ほど掛かります。膝蓋骨脱臼の場合は2から5回の通院で3000円から10000円で、手術する場合は完治するまでに15万円から30万円の治療価格となります。手術後はリハビリもあるため、更に費用が加算されます。

 

よく使う薬・サプリメント

柴犬は皮膚が弱く、アレルギーやアトピーを発症するケースが多いので、これらを改善するための様々な薬やサプリが開発されています。配合されている成分は商品ごとに違いますが、腸内環境を整えることにより免疫力を向上させるというのが基本的な方向性です。ちなみに柴犬は勘が鋭いので、あからさまな薬やサプリではすぐに見破ってしまいます。このために、それとは分からないようにおやつの様に見せかけているものが大部分を占めています。

 

柴犬の平均寿命

13年前後

 

柴犬のまとめ(*´ω`*)

柴犬は飼い主には忠実ですが、知らない人間には全然懐かないという性格なので、しつけさえきちんとできれば非常に飼いやすい犬です。換毛期にはごっそりと毛が抜けますが、通常は短毛でお手入れもラクですから犬を初めて飼うという人にもおすすめです。屋内で飼う事にも支障がない犬ですが、元々運動量が多い犬種なので毎日散歩させるなど運動させることに必要ですから、散歩や運動に付き合うことが難しかったり苦になるようならあまりおすすめできないでしょう。